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職人塾
職種別概要
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洋裁
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オーダメイドの婦人服の製作
お客様の依頼により、好みや希望を聞きながら、お客様一人ひとりに納得のいく婦人服を仕立てます。作業の工程は次のとおりです。
①お客様の要望をつかみ、デザインを考える ②寸法を測る ③製図 ④裁断 ⑤仮縫い ⑥ 補正 ⑦本縫い ⑧納品また、リフォームや部分直しの仕事もあります。
今の時代は安い既製服が海外から入ってきます。しかし豊になればなるほど、人間の好みは多様化していきます。気に入った一着をずっと着続ける方もいらっしゃいます。今後そのようなこだわりを持つ方が増えていくのではないだろうかと思います。この仕事は人の出来ないことをやっていることに自負や自信を感じられ、単に生活するだけでなく、生きがいややりがいに通じます。
洋裁の仕事は好きであれば一生続けられる仕事です。
- 職場体験実習は一から洋裁を習う者にとって基本の土台を固めるうえで貴重なものとなりました。一つ一つの作業の意味を理解し、手順も日々の実習で身についてきたと思います。今後は学んだことを確実に自分のものにしていくために、さらに勉強をしていきたいと思っています。洋裁技術の魅力を実感させて戴く、最高の機会を与えていただいたことに感謝しています。
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和裁
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着物を布地から手で作る仕事です
着物の種類は多く、振り袖・付け下げ・小紋・長襦袢・浴衣・コート・羽織などがあります。 これらの着物は、針と糸を使って一枚一枚端正に縫い上げていきます。一枚の反物から着物となり、お客様に喜んでいただいた時は、作り手の喜びもひとしおです。
日本古来の着物の素晴らしさを自分の手でオーダメイドにより作成していきます。上達するに従い高級な着物を縫い上げるようになると例えようのない幸福感と満足感が味わえます。
また、色々な着物を縫うことは、とても楽しいことです。
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運針、布地の扱い、はさみやアイロンのかけ方などの基本的な知識や技能を親切・丁寧に指導していただきました。
実習では、肌襦袢を完成しました。その後はティッシュ入れや匂い袋などの小物を作りました。先輩の実習終了生にも大変親切にしていただき感謝しています。和裁の仕事の楽しさを実感できました。
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本染手拭(注染)
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生地の準備、型付け、染色など手拭製作の基本を学びます
日本の文化である手拭は、世界でも類を見ない「注染」という技法で染め上げています。注染手拭を染め上げるためには、さまざまな職人の手作業の連携がそこにはあります。 生地の準備、生地巻き、型付け、染色、洗い,乾燥、仕上げと各工程それぞれは一見単純に見えますがいずれも熟練した職人の技が要求される世界です。
機械染めにはない本物の手染めの味は、注染ならではの価値があります。 様々なデザインの手拭いを自分の手で染め上げていける楽しさ。また、手染めならではの、染めるたびに異なる微妙なニュアンスと味わいを表現できるのは職人冥利に尽きます。
- 生地や道具を手際よくコントロールし染め上げていく様子を間近に見ることができました。体験実習の間、職人の皆さんから親切丁寧に指導していただき、染めの工程をそれぞれ体験させていただきましたが、思うようにいかないまでも大変貴重な経験をさせていただきました。誇りを持って自分の仕事に情熱を注ぐことのできる場だとも感じました。
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手描友禅
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着物の模様を、手描糸目友禅の技法で描くものです
日本を代表する染物「友禅」染めには、京友禅(多彩な柄模様)、加賀友禅(実写的で絵柄も花鳥が多く、虫食い・ぼかしが作られている。)江戸(東京)友禅(色数をおさえた物が特徴)などがあります。
友禅染は江戸時代中期頃(貞享年間)京都の扇絵師・宮崎友禅斎によって創始されたと言われています。全工程は手作業です。
手描友禅の工程(技法)は、寸法取りや図案を考案していくことから始まり、完成する仕上げまで、下絵、糸目、彩色、水洗い(水元)など幾つもの工程があります。その中でも糸目糊をおく技能は大変重要な役割をします。糸目糊おきは着物などに絵柄(模様)をつける技能ですが、着物以外にも帯、フクサ(祝儀袋などを包むもの)、風呂敷などにも糸目模様を施します。体験実習では手描友禅の歴史や工程を理解しながら、主に糸目模様をつけることを学びます。
- 実習は、友禅染めの工程、着物に関する説明。図案の下絵、のりを置く、色付け練習。布地に下絵を描く、糸目、彩色、水流しの各工程などを学ぶことが出来ました。初めての体験でしたが親切に分かり易く教えていただき感謝しています。
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糸目友禅
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糸目友禅の技法で、着物などに絵柄を付けます
手描友禅のなかでも、隣同士の色と色が混ざらないようにするために模様の輪郭に糸目糊をおく「糸目友禅」を手がける染色の仕事です。
糸目や「叩き」、「蒔絵」などを施し、友禅の中でも簡素な意匠と色数を押さえた東京友禅(江戸友禅)の特徴をもつ、古くから伝わる手法に現代風の感覚を取り入れた染色技能です。着物、帯以外にもフクサ(祝儀袋等を包むもの)、風呂敷などにも糸目模様を施すこともあります。
体験実習では、Tシャツやハンカチーフなど様々な素材に、糸目の技法を応用し、主に顔料を使って着色し、染色します。
- 自分のペースで、基本的なことから応用的なものまで作ることができました。ハンカチやTシャツづくりなど変わったこともさせていただき楽しかったです。道具を売っているお店なども紹介していただいたので、今後自主製作も続けていきたいと思います。
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伊勢型紙
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着物などの図柄を布地に染める時の元となる型紙を製作します
伊勢型紙は、友禅・浴衣・小紋などの柄や文様を着物・手拭などの生地に染めるのに使われる伝統的な用具です。柿渋によって張り合わせ、補強のために紗を張った和紙を台紙とし、彫刻刀で図柄を彫っていきます。
図案は、染屋からの依頼で図案師が描き、それをもとに彫られます。柄や色によって型紙を使い分けるので一枚の型紙は一つの柄になっています。そのため友禅のように様々の柄や色を用いる場合は何百枚もの型紙を使うことがあります。
普通の絵とちがって線がつながっていますが彫った時に柄が落ちないように逃げというつながりを作るなど、根気と集中力が必要な作業です。型屋と染屋が協力して、より良い着物や手拭が作られています。
- 実習では、ただ型紙を彫るということだけでなく、染めの工程で実際に使える型紙を作る為に必要な知識や、細かな技術を教わることができました。わからないことをプロの職人の方にすぐ聞ける環境で指導を受けることができ、貴重な体験だった。良い機会を与えていただき感謝しています。
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貴金属装身具
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金属系の装飾品をデザインからオリジナルを作ります
主に指輪、ブローチ、ペンダント、ブレスレッドなどを作っています。これらは通常の作業手順としてデザイン、材料を決め、型を決める原型を作ります。 原型が出来たら鋳型を作り、そこに材料を流し込み、糸のこ、ヤスリなどで細工をして、最後に仕上げとして磨きの作業をします。
これら一連の作業は、基本的なやり方はもちろんですが、熟練になると独自の製法をあみ出したりと奥の深い職種です。形が何も無いところから始まってデザイン、細工、仕上げの段階を経て製品が出来上がっていくところは、ものづくりの喜びを感じます。
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憧れを抱いていた職人さんの世界を体験できました。短期間ではありましたが、大変きめ細かく指導していただきました。
実習では一人でも作っていける基礎技術を学ぶことができました。このような機会が得られたことを感謝しています。先生から教わった様々な事は、今後の職業選択等に生かしていきたいと思います。
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日本調理
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日本の文化には欠かせない日本料理を作ります
現在の日本の食文化は多様化してきていますが、その中で日本の文化でもある日本調理は、とても幅の広い職種です。特に平成25年12月、「和食;日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことからも、世界的に注目されている「食」です。 食材に合った調理方法、切り方、煮方などの基本をしっかり勉強する事が肝要です。また、食の安全という観点から、食材の状態、善し悪し、仕入れはもちろんですが、自分の健康状態にも充分気をつけなければなりません。
※調理の体験実習を希望される方は、実習に入る前に健康診断と検便の検査が事前に必要です※手荒れのしやすい体質の方やアレルギー体質(植物アレルギーなど)の方は、この職業には不向きです。※以上は食品衛生上の問題ですので、体験希望されてもお断りする場合があります。
- 洗い、切る、煮る、盛り付け、食器の扱い方などいろいろのことをたくさん教えて戴きました。あっという間の1ヶ月間でしたが、大変貴重な意義ある実習をさせて戴き感謝しています。日本料理を職業にしていくきっかけを作っていただきました、ありがとうございました。
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いす張り
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いすの製作、修理、張り替えなどを行います
ウレタンフォームなどのクッション材を入れ、牛革やビニールレザー、布地等を張り、仕上げる仕事です。
椅子の使用目的(業務用、家庭用、乗物用)、 使用場所の雰囲気(モダン、クラシック等)や腰掛ける人の座高、腰掛ける時間の長さに応じて、製作方法やクッション性を考慮し張り上げる技能が必要です。新規製作の他に、永年使い込んだ思い出の椅子の張り替え修理などがあります。
お客様のためのいすづくり、身体にあったいすづくり、いすの製作を全て手仕事で行っているため、利用されるお客様の身体に合ったクッション性、スタイルなど好みに合わせて作らなければなりません。お客様との触れ合いを大事にしていく仕事です。お客様から喜ばれる仕事です。
- いす張りの仕事は初めてでしが、今回の経験で技術的なことと共に、職人さんの仕事への取組み姿勢や仕事へのプライドなどを感じとることができましたまたお客さまの身になって仕事をすることの大切さを実感しました。それはどのような分野でも共通するものだと思います。この経験を自分の人生で活かしてゆきたいと思います。
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タイル張り
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浴室、台所の内壁や玄関ポーチ、ビルなどの外壁工事
国内メーカーを始め、輸入タイル・オーダーメイドタイル等幅広く施工いたします。また化粧ブロックやレンガ積み・モザイクタイル・大理石の施工も行っています。対象は大型店舗内装から一般住宅まで幅広く手がけています。室内では浴室、台所などの水回りの場所、外回りでは玄関のポーチ、舗道、ビル・店舗等の外壁工事などでタイルを張ります。また、タイル張りの仕事に関連してれんがやブロックなどを積んだり、左官の仕事や簡単な大工工事をすることもあります。今はリフォームの仕事で公団住宅や一般住宅の室内現場や店舗の外壁タイル、改修工事などが主な仕事です。タイル張りは建物の化粧ですから、仕上がった時のタイルの素晴らしさと自分が仕上げた満足感は何よりも代えがたい喜びを感じます。
- 初めての体験だったが分かり易く指導していただきました。実習した時お客さまから、お陰様で綺麗になりました、ありがとうとお礼を言われた時は感動しました。
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江戸表具
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色紙、掛け軸、屏風、襖などの製作、補修を行います
表具・経師の仕事は、仏表具の新規・修復や色紙、掛け軸、屏風,襖、額装や建造物の障壁画などを、紙と裂地を糊で張りながら製作したり修復、補修をするものです。日本の歴史の重みを感じさせる和の伝統文化です。これまで培われた伝統技能を大切に守りながら、現代に融和させ日本はもとより世界に適応できるよう更なる普及と進歩を目指しています。
近年は、伝統技法を基に現代生活に活かせるよう侘(わ)びと寂(さ)びの精神を持って、お客様に感謝し、代々伝わる信用と技術を大事にして、更に技能を磨き、伝統工芸を守り後継者の育成にも取り組んでいます。
体験実習では、表具・経師の作業工程を体験していただきながら、仕事に対する心構えと道具などの取り扱い方や表具・経師の作業と歴史を体験することができます。
- 短い日程でしたが、基礎の無い実習生に対し大変親切に細かいところまで指導していただき感謝しています。掛軸、襖などの補修の仕方なども教えていただき充実した実習をすることができました。
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畳製作
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住宅等の新畳製作や表替え、裏返しをおこないます
畳は日本固有の伝統文化であり、日本人には欠かせない生活文化の要です。また畳は人と環境に優しい健康的な敷物です。特に畳表として使われる藺草(いぐさ)は日本の湿度の高い気象条件に合った吸湿、放湿効果の高い敷物であり緩衝性にも優れています。
畳製作の仕事は、新築の「新畳製作」、古い畳表をはがし、新しい畳表に張り替える「表替え」や現状の畳表をはがし、畳床を修正し、畳表を裏返して仕上る「裏返し」などがあります。 畳製作の仕事は、畳を敷く場所に合わせて採寸し、縫着し、敷き込んだ時に隙間が空かずピッタリ納まるのは当然なことですが、斜め・丸などの難しい施工であればあるほど畳寄せに納まった時の満足感は、何物にも代えがたい喜びを感じます。体験実習では、主に畳についての基本的な知識・採寸方法・機械縫い・手縫いの基本作業などを行います。
- 畳の縫い方は一通り教えて戴きましたが、一人で作業していくにはまだまだ修行を積まなければならないことを痛感しました。他の職人さんの仕事も見させて戴きましたが、スピードと正確さに驚かされました。畳の仕事はお客様と直に触れ合うことができ、お客様に喜ばれる仕事だと思いました。
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木工塗装
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家具、什器、床板、ドアーなどの木工製品の塗装
天然の木目の温かみを活かした塗装や特殊な技法による木の面白さを表現した木工塗装、また表面を鏡のようにきれいなつやを出した仕上げ加工など、職人の作業を間近に見ることができます。きれいな仕上がり、そこに至るまでには多くの経験や技能の積み重ねがあります。
体験実習では、木工塗装に関わる木工製品の取り扱い、塗装作業の正しい作業姿勢、安全対策などの基本的な知識と技能を学んで戴きます。具体的にはコンプレッサー、スプレーガン、塗装用ブースなどの塗装用器具の取り扱い方及び塗料などの安全管理の仕方などについて学んで戴きます。
- 塗装作業は木の持っている温かみや色合いを、なるべく自然に近い形で美しく仕上げる工夫。そこには永年の経験に基づいた工具の使い方や塗料の扱い方が技能の形で表現されています。短い時間であったが職人さんたちの素晴らしい技能を間近に見ることができ大変勉強になりました。
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江戸指物
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伝統的な技術や技法を駆使して和家具を作ります
指物とは、畳の上で使う木製家具のことで,釘を使わず木に溝を彫って差し込むことから指物と言われています。伝統工芸品である江戸指物は、金釘を一本も使わず板と棒を組み合わせるだけで仕上げ、繊細かつ堅牢、そして江戸の美意識が伺える和家具を指します。使用する板厚は薄く、棒は細めに仕上げてあるため、一見華奢に見えますが、見えないところに枘組(ほぞくみ)や組み手を駆使しているので堅牢です。また、木目を生かすために取手などの金物は最小限度しか使いません。 「拭きうるし」といって、何度も生漆(きうるし)を塗っては拭く塗装をして木目を生かします。
一つの作品は一人の職人が、手作業で最後まで責任を持って完成させます。古くから伝統的製法を受け継ぎながらも、形態を時代の生活様式に合わせる柔軟性も合わせ持ち、和室はもちろん洋間に置いても違和感を覚えない作品です。
- 実習で、小さなイスを作りをしましたが、木の木目を読み間違えたり、ほぞ作りをした時、穴に旨くほぞが入らず苦労したりしましたが、完成した時の感激は忘れることができません。お陰様でノコギリやカンナ、ノミなど実習の使い方を学ぶことができました。短期間でいろいろなことを教えて戴きとても感謝しています。
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建具製作
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玄関ドアや障子、ふすまなどを製作します
建具は、皆さんの住まいにもある身近で大切な役割をしているものです。玄関のドアや間仕切りドア、障子やふすまといったものを建具(たてぐ)と言います。
日本古来からの純和風建築はもちろん、現在の洋風の戸建て住宅、マンションなどの室内外で幅広く使われています。特に木製の建具は、日本の気候に最も適していると言えます。木の香り、温もりなどを感じながら仕事をするのは最高です。建具は種類が多いので、いろんな仕事ができます。 また、いろいろな道具をうまく使いこなせるには時間がかかりますが、うまく使いこなせるようになると、とても仕事が楽しくなります。
- 幾つもの木材を加工して、上手につなぎ合わせたものが外枠や格子となり、それがふすま、障子、ガラス戸、ドアーなどに移り行く様子を目の当たりにできたことに感激しました。短い期間でしたが職人塾を受講できて大変参考になりました。建具職人を目指し頑張っていこうと思っています。
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造園
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自然の石、植物を使い、庭を造ったり、庭園の管理をします
一般の住宅、社寺、公園などの樹木の剪定から庭園工事に関する仕事で以下のような作業を行います。
①造園の伝統技法を駆使した日本庭園や竹垣の作成、樹木の管理
②レンガや草花を使い、洋風の庭の作成
③門、塀、アプローチなどお客様がイメージするものを提案、図面化し施工する
④経験によって技能検定、施工管理、建設機械等の資格取得が可能
⑤受入事業所によっては、造園業以外にも幅広い関連業種を展開しているので、色々なことが学べます。
- ものづくりの楽しさ、自然石の表情の多様さと、その表現の難しさを実感しました。また、モルタルの作り方、混ぜ方、各道具の名前などを教えて戴きました。石積みの様子も間近で見ることができました。 作業後が終わった後の道具の掃除、管理の大切さも教えて戴きました。大変有意義な実習でした。
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印章彫刻
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書体練習と切削及び彫刻の基本技能を習得します
我が国における印章の役割は、長い歴史の中で現在も重要な役割を担っています。これからも印章の役割、大切さは変わらないことと思います。
印章(はんこ)は、以下の三つの大きな役目をするものです。
①唯一無二本人の証拠 ②私有財産を守ること ③契約時の意思確認仕事は、①印材を選ぶ ②印面を磨く ③文字を書く ④荒削り ⑤仕上げの順に行います。荒削りでは機械による作業も行いますが、ほとんどが手作業となります。
- 書体練習と切削工具及び専用機械を使いながらゴム,石、木などの材料に文字を刻みこんでいく印章作業は大変細かく神経を使うものでしたが,毎日楽しく実習することができました 職人塾終了後は業界の講習会に参加させていただきながら勉強を続けていきます。将来的には技能検定の資格を取得して一人前の技能者になれればと考えています。
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東京三味線
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三味線本体の製造から修理、皮張りなどを行います
三味線は日本の伝統音楽で、古くは室町時代より続く日本を代表する楽器の一つです。江戸時代に入ると歌舞伎音楽の発達と共に、江戸の町を中心にして一種の文化が発達し三味線音楽も盛んになってきています。三味線自体も江戸風の「粋」さが強調された細棹に改良され、この独特さが現在まで継承され東京三味線と呼ばれています。三味線の製作からあらゆる修理、皮張りと一連の作業をこなす職人技です。
特に三味線演奏者の好みの音色を最高の技術で張り上げる醍醐味のある職種であり、伝統工芸を未来に継承するものです。皮の張り方で音色が決まってきます。
体験実習では三味線の基礎知識から皮張り、棹(さお)の修理まで全般に学ぶことができます。
- 三味線制作について丁寧にご指導いただいた。「小じゃみチントン」(簡易型三味線)の製作工程を実際に体験できて充実した実習期間でした。三味線を含む伝統工芸・職人の世界の現状を気兼ねなくお話しいただきました。
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江戸木版画
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木版画に関する基礎知識と、製作の工程を体験します
木版画の歴史は古く、およそ1200年前のものが正倉院に所蔵されています。江戸時代に入って菱川師信が浮世絵を製作したときから普及し始め、鈴木春信による錦絵の開発、さらに歌麿、写楽、北斎、広重らによって浮世絵版画が技術的にも高められ、江戸版画として、現在に引き継がれてきています。
浮世絵版画は絵師、彫師、摺師が一体となって美的表現を示すもので、絵師は原画を薄い和紙に墨一色で描き、彫師が原画を貼った板に小刀で彫り、摺師がばれんで紙の背面より力を入れてこすって仕上げます。摺師は、顔料の色調整、その日の気候による紙の調整などをしながら、色毎の版木を使い数回にわたり摺り、製品を仕上げます。実習では、木版画に関する全体的な知識と、摺りの工程を中心に、製作工程を体験できます。
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毎日何もかもが新しい発見でした。日本文化についても、美術・芸術についても日々触れながら学べる環境にあり、やりがいを感じました。
はっきりされた先生で、間違った時にはすぐに指摘してくださったのがとても助かりました。
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